【お~いお茶の販売、米国やアジアで好調】伊藤園、2026年4月期の連結純利益が前期比13%増の160億円になる見通しだと発表…年間配当は4円増の48円を計画

伊藤園は2日、2026年4月期の連結純利益が前期比13%増の160億円になる見通しだと発表した。

米大リーグの大谷翔平選手の広告起用などにより、主力の茶系飲料「お～いお茶」の販売が国内外で伸びる。

昨年10月に実施した値上げも寄与する。年間配当は4円増の48円を計画する。

「前期は助走期間。年明けにスタートしたというのが実際だ」。大谷選手起用の効果について、本庄大介社長は同日の決算会見でこう述べた。

前期はこうした広告宣伝費負担が先行していたが、今年はシーズン中で撮影できなかったCM放送が1月から開始。この効果で販売が伸び始めた。

大谷選手がバットを振る姿がデザインされたボトルが発売された3月は「お～いお茶」の国内販売数量が前年同月比5%増だった。

今期の売上高は4%増の4900億円、営業利益は11%増の255億円を見込む。新商品の発売なども寄与し、粗利益率の高い茶系飲料の販売が伸びる。

ペットボトル容器や野菜果汁など原材料高は収益を圧迫するものの、値上げ効果などで吸収する。売上高営業利益率は5.2%と前期の4.9%から上昇する。

海外も好調だ。日本茶の人気拡大や大谷選手起用に伴う知名度向上を背景に、米国やアジアで「お～いお茶」シリーズが伸びる。

海外グループ会社の売上高は11%増、営業利益は15%増を見込む。本庄社長は広告効果について「本格的になるのはこれから。もっと（大谷選手の）露出を増やしていく」と意気込む。

決算:伊藤園の純利益13％増、「お〜いお茶」好調　26年4月期 - 日本経済新聞

伊藤園は2日、2026年4月期の連結純利益が前期比13%増の160億円になる見通しだと発表した。米大リーグの大谷翔平選手の広告起用などにより、主力の茶系飲料「お〜いお茶」の販売が国内外で伸びる。昨年10月に実施した値上げも寄与する。年間配当は4円増の48円を計画する。「前期は助走期間。年明けにスタートしたというのが実際...

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伊藤園、「お～いお茶」の海外展開を強化
https://project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00007/051300221/#:~:text=%E3%81%8A%EF%BD%9E%E3%81%84%E3%81%8A%E8%8C%B6

広告って難しいのね