【純金融資産、49歳以下の世代では、マイナス幅が徐々に拡大、特に30代のマイナス幅が大きく、マイナス1023万円に】住宅などの価格が高騰、収入が伸びない一方で支出は膨らむ状態が続く

1 : 2025/06/20 10:00:12 ???

住宅や米などの価格が高騰し、生活に必要な資金が上昇している。収入が伸びない一方で、支出は膨らむ状態が続く。

ニッセイ基礎研究所金融調査室長の福本勇樹氏は、今後、インフレに対して賃金上昇が追いつかない状況が続けば、収入の多寡にかかわらず、家計は苦しくなる懸念があると指摘する。

――5月に「家計はなぜ破綻するのか」というリポートを公開しました。

リポートのきっかけは、家計調査の分析です。2人以上の世帯の貯蓄(預貯金、生命保険、有価証券)から負債を差し引いた純金融資産額の推移を、2002年から23年まで調べました。
すると、49歳以下の世代では、マイナス幅が徐々に拡大していたのです。特に30代のマイナス幅が大きく、23年にはマイナス1023万円に達していました。

――純金融資産額がマイナスになった原因は何でしょうか。

貯蓄額は増えているのですが、それ以上に主に住宅ローンなどの負債が拡大しているためです。世帯収入がほとんど増えない中で不動産価格が上昇し、世帯あたりの住宅ローンの借入額が膨らんでいます。

将来の収入や住宅の売却により、ローンが完済できるのであれば、特段問題になりませんが、金融資産と負債のバランスだけでみれば、いわば「債務超過」の状態です。

負債の増加率は、収入が多い人ほど高い傾向があります。これは、収入が多ければ多いほど、多額の住宅ローンを借りやすいためです。貯蓄の合計から負債の合計を引いた純金融資産が多いほど、家計の経済的な耐性は強いのですが、現状では49歳以下の世代は、耐性が弱い状況といえます。

――リポートでは、家計が行き詰まった時の救済策である「自己破産」と「個人再生」に言及しています。

債務が免除される一方、原則として保有資産を手放さなければならないのが「自己破産」です。「個人再生」は住宅などの一定の資産を持ったまま、返済継続を前提とする再建型の制度です。このため、個人再生では持ち家の保有率が高い傾向があります。

分析したのは、20年時点の日本弁護士連合会の調査データです。特に注目したいのは個人再生に至った理由です。「生活苦・低所得」の約37%、「浪費・遊興費」の24%に続き、「住宅購入」が23%と高くなっています。

複数回答なので、家計が行き詰まった理由は住宅購入による住宅ローンの返済負担だけでなく、複合的な要因と考えられます。ただ、代表的な家計破綻の経路として、長期返済を前提とした住宅ローンを抱えながら、景気後退や失業といった外的ショックなどで家計が行き詰まるケースがあるということは事実です。

――住宅ローンを多く抱えている場合、家計が破綻するリスクが高まるということですか。

今すぐ何か問題が起こるということではありません。住宅ローンを借りるには銀行の審査があり、返済できる人が借りているからです。

ただし、インフレに対して賃金上昇が追いつかない状態が今後も長く続く場合には、注意が必要です。収入の増加に対して、支出の増加の方が多い状態が長く続けば、家計の収支は苦しい状態になります。収入内でのやりくりが難しくなれば、資産を取り崩す状況になるでしょう。

現状では30代を中心に貯蓄より負債が多い傾向にあり、家計の耐性は弱い状況です。インフレの持続に加え、トランプ関税によって株高が終わったり、中長期的に金利が上昇して利払いが増えたりすれば、家計が行き詰まる懸念があります。

収入が高ければ大丈夫という話ではありません。収入が高く、多額のローンで高い住宅を買っていれば、賃金が増えるかどうかによって家計の状態は左右されやすくなります。賃金の上昇よりも金利の支払いの増え方が大きければ、資産を取り崩しながら生活することになりかねません。

――対策はありますか。

少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)といった制度を利用して、できるだけ早くから意識的に金融資産を積み上げることが重要です。

住宅ローンを多く借りているので、社会環境が変わらない前提で考えると、現在の高齢者より、今の現役世代の方が、老後の資金が少なくなりがちだという点を意識する必要があるでしょう。

純金融資産、30代のマイナス幅拡大 住宅などインフレ持続がリスクに - 日本経済新聞
住宅や米などの価格が高騰し、生活に必要な資金が上昇している。収入が伸びない一方で、支出は膨らむ状態が続く。ニッセイ基礎研究所金融調査室長の福本勇樹氏は、今後、インフレに対して賃金上昇が追いつかない状況が続けば、収入の多寡にかかわらず、家計は苦しくなる懸念があると指摘する。――5月に「家計はなぜ破綻するのか」というリポー...
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2 : 2025/06/20 10:07:34 IZfir
老人の医療費払うだけの人生w
お前ら悔しくないの?
4 : 2025/06/20 10:28:53 mXVvj
>>2
どんな人間も100%老人になるんだぜ
13 : 2025/06/20 11:25:01 AESor
>>4
氷河期は自分の年齢と共に年金支給開始年齢も上がっていくと決まってるから、つまり一生老人にはならない。
14 : 2025/06/20 11:26:00 Fvxd3
>>13
これすげぇな、とんでもねぇ魔法だ。
28 : 2025/06/20 21:12:10 2eItS
>>2

> 老人の医療費払うだけの人生w
> お前ら悔しくないの?
自分のための年金支払いではなく、今の年寄りの食い扶持を払うための年金だからね。少子化まだまだ加速しているから今の若者が年金貰う頃には子供いないから年金もらえないかもね

3 : 2025/06/20 10:19:08 W1OZW
そう金だけ払えばいいんだよ
5 : 2025/06/20 10:33:42 XEulK
24時間戦える時代だったら残業代を廻せたのだが
6 : 2025/06/20 10:37:20 7TE3M
>>1
大丈夫、これから相続時代だから
親に金ない奴は終了だけどね
7 : 2025/06/20 10:38:54 Fvxd3
アベノ実糞でガッツリ増やせなかったやつとそうでないやつで差があるだろうな
8 : 2025/06/20 10:45:49 G34ly
堅い生活しても、マイホーム購入、子どもの学費とかで必ずマイナス家計になる時期があるよ。
まあ、子どもが就職すれば収支が改善されるけど、ニートになったら老後まで響くけどね。
9 : 2025/06/20 10:49:34 Fvxd3
どんどん産業が死んでる日本においてはニートリスクは増える一方
10 : 2025/06/20 10:53:56 BjIey
物価が上がれば材料費も上がるわけで住宅価格連動して高騰する
11 : 2025/06/20 10:55:13 Fvxd3
その分土地価格下がんねぇかな
12 : 2025/06/20 10:55:21 4t7PF
新興企業の株を集中買いして悲惨な事になっているのでは
15 : 2025/06/20 11:32:30 4PBGI
医療政策を見直やって、金が無く医療を受けれない高齢者になった氷河期世代は早く亡くなって貰う考えなんだろ。
16 : 2025/06/20 11:38:09 qgbfh
お前ら、貯金ないんかww
どうせ、タバコ酒風俗ギャンブルソシャゲ投げ銭のどれかで浪費してんだろw
17 : 2025/06/20 11:42:51 AcvtQ
最近の働き方に問題ありといつ気づくの?
タイパコスパモームリ言うてたら金貯まらんやろ
18 : 2025/06/20 11:51:27 JECvO
シゲル<強さも豊かさを下らねえぜっ!!日本国民は貧困と飢餓を楽しめーーーーーっ!!!
19 : 2025/06/20 11:58:02 Y9ix9
末端の壊死と引き換えの富なんだな
向かうはスマートシティだが…
20 : 2025/06/20 12:10:07 DWimE
貯蓄は増えている、収入が多いほど負債が多い

当たり前で草

21 : 2025/06/20 12:37:11 giOUJ
30代は親の金あてにしてるだろ。
22 : 2025/06/20 13:00:05 2VWeI
人生は金じゃない気にすんな
23 : 2025/06/20 13:12:08 FlKja
>>1
だから金融資産税を創設して国庫歳入とすればいいんやで
25 : 2025/06/20 13:17:11 VfB61
家のローンも組めなきゃ結婚も躊躇する
少子化の原因だぞじゅんこ
26 : 2025/06/20 17:04:50 b8ISz
バカのゆとり教育のクズが40年ローン組んでるんやろ?馬鹿やから明日どうなるか解らんのにw
27 : 2025/06/20 17:21:03 kRz9e
下手すぎて株資産減ってしまてるわw
29 : 2025/06/22 14:05:20 AtZr2
日本では貯蓄は正義となってるけど実は悪。
金は使わないと経済が回らない。
金は棺桶まで持っていけない。

コメント

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