立民・枝野元代表、原発の建て替えに理解 「古いものより安全」「基本的には動かさないのが一番だ」…個人の考えだと説明

立民・枝野元代表、原発の建て替えに理解　「古いものより安全」 – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA201UK0Q5A221C2000000/

2025年12月20日 18:50

立憲民主党の枝野幸男元代表は20日、さいたま市内で記者団に原発のリプレース（建て替え）に理解を示す発言をした。「どうしても（原発を）動かすなら安全性は古いものとリプレースならばリプレースの方が高い」と話した。「基本的には動かさないのが一番だ」とも強調した。

枝野氏は2024年の党代表選で、リプレースを含めた原発の新増設に慎重な考えを示した。この考えは現在も変わっていないと語った。

立民は党の綱領に「原発ゼロ社会を一日も早く実現する」と明記している。枝野氏はリプレースに関して個人の考えだと説明した。

これに先立ち、さいたま市内での講演で「古い原子炉を廃炉にして、リプレースして最新鋭にした方が安全性は高まる。それはありかもしれないなと最近ちょっと思っている」と述べた。