中国のモバイルバッテリーリコール騒ぎ、バッテリー供給元の「安普瑞斯有限公司」が勝手に材料変えてたのが原因か

現在のところ、このリコール騒ぎはサイレントチェンジ案件（サプライヤーが勝手に部品仕様を変更する事例）であり、モバイルバッテリーの心臓ともいうべきバッテリー部分を供給する大手サプライヤーAmprius（安普瑞斯）がコストダウンのため勝手に材料を変えていたのが原因だとされています。

報道によると、コスト削減のため Amprius が電池の正極と負極の間のセパレータの材料を無断で変更したため、セパレータが故障、絶縁不良による火災が発生するリスクがあるとのことです。

このため、3C認証を受けたモバイルバッテリーでも Amprius がサプライヤーとなった一部バッテリーは3C認証を取り消されるという事態になっています。