トランプ、平和賞を受賞 こんなだから球蹴り大会って好きになれないのよね

オープニング・セレモニーで盲目のハンディを抱えながらも活躍する世界的テノール歌手、アンドレア・ボチェッリがプッチーニ作曲の歌劇「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」を歌い上げると、立ち上がり「ブラボー」と声を上げながら拍手を送っていた。

その後、開会宣言を行ったインファンティーノ会長がトランプ氏とメラニア夫人を紹介すると、会場からは大きな拍手が起こった。トランプ氏は「センキュー」と口にしながら、手を挙げて声援に応えていた。

さらに、FIFAが新設した「平和賞」をトランプ氏に授与することが発表された。インファンティーノ会長は「ゆるぎない平和を追求する人、そのためのリーダーシップを取った人に贈る」と平和賞授与の理由を説明。トランプ氏は「素晴らしい栄誉です。私の人生における最大の栄誉の一つです」と感謝した。そして6月に開幕するW杯について「かつてなかったようなイベントになる。カナダ、メキシコと緊密に連携しています」と言及し、大会の成功を確信している様子だった。

インファンティーノ会長は11月に「揺るぎない献身と特別な行動を通して人々を平和のもとに団結させた個人」を毎年表彰する「FIFA平和賞」の創設を発表していた。

開催国カナダのマーク・カーニー首相、同じくメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領も会場に姿を見せた。

トランプ大統領は5日、アメリカの首都ワシントンで「FIFAワールドカップ2026」の組み合わせ抽選会に出席しました。

抽選会の冒頭、FIFAのインファンティーノ会長はトランプ氏がパレスチナ自治区ガザでの和平合意を仲介したなどとして、今年初めて創設した「FIFA平和賞」を贈りました。

トロフィーや金色のメダルを受け取ったトランプ氏は「我々は数百万もの命を救った」と主張し、自身が紛争解決の役割を果たしてきたと述べています。

これに対しアメリカメディアは「FIFA平和賞」の選考基準が不透明だと指摘し、インファンティーノ会長が政治的中立性を犠牲にしたとの懸念を伝えています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d815b8d5774d6b08c5a8e4bcfbe3f272ff39c3ba

番組では放送の最後の話題として、この組み合わせ抽選の様子を伝え、日本が強豪オランダ、チュニジアなどと対戦する「F組」に入ったことを報じた

斎藤氏は、日本がF組を突破した場合を念頭に「決勝リーグで恐らく（最初に）ブラジルと当たったりすることになる。そういう意味では楽しみだと思う」と、森安ジャパンへの期待を示しつつ、「他方で、抽選会がひどくて」と、苦言を呈した。

「アメリカでやったんですが、FIFA平和賞をわざわざこのために創設して、第1回の受賞者はなんとトランプ大統領。これは完全に、政治的にこびを売って、忖度してへつらうという」と指摘。「オリンピックもそうですけれど、最近の商業化していく（スポーツの）メガイベントのあり方は本当にちょっとひどいというか」と突き放し、「そういう意味では、スポーツ好きとしては残念ですね」と口にした。