- 1 : 2024/03/01 09:48:28 ???
- 酒を通じて親睦を深める「飲みニケーション」。なぜ日本人は飲み会を行うようになったのだろうか? 日本における酒の飲み方について、振り返ってみたい。
日本人の酒の飲み方について、面白い記録がある。キリスト教を布教するため、戦国時代の日本を訪れたイエズス会宣教師ルイス・フロイス(1532~1597)の記録で、『ヨーロッパ文化と日本文化』(岡田章雄訳注、岩波文庫)には次のようにある。
「われわれの間では自分の欲する以上に酒を飲まず、人からしつこくすすめられることもない。日本ではしつこくすすめ合うので、あるものは嘔吐し、また他のものは酔払う」
「われわれの間では酒を飲んで前後不覚に陥ることは大きな恥辱であり、不名誉である。日本ではそれを誇りとして語り、〈殿はいかがされた〉と尋ねると、〈酔払ったのだ〉と答える」
泥酔どころか、嘔吐するまで飲む。しつこくすすめ合うから、酒に強くない者も無理して飲まざるをえない。日本社会の悪弊は400年以上前には生まれていたのである。
ただし、戦国時代の飲酒事情がそのまま現在の「飲みニケーション」につながるわけではない。
酒席での付き合いも仕事のうちとの考え方が経営陣に限られず、末端の平社員にまで浸透したのは、戦後の高度経済成長期のこと。連夜の接待にも不平一つ言わず、社畜として奉仕する社員が優秀な営業マンと称えられた。
大学生を中心に一気飲みが流行り出したのは1980年代のこと
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