- 1 : 2024/03/05 09:02:50 ???
- 2月18日、アメリカのテレビ局ABCのニュース番組「This Week」で、アンカーのジョナサン・カール氏が、今一番ホットなラディオパーソナリティのシャラメイン(シャルルマーニュ)・ザ・ゴッドことレナード・マッケルビー氏に単独インタビューしたことが話題になった。
彼は、今回の大統領選を臆病者と詐欺師と無気力な人間のレースに例えた。
彼は、共和党を「詐欺師」だと切って捨て、返す刀で、民主党を何に対しても本気で戦わない「臆病者」だと批判した。さらに危機にあるにもかかわらず何もしない有権者を「無気力」な人々と呼びつつ、今回のレースではその「無気力」な人々が勝利するのではないかと悲観的な見方を示した。絶妙な例えではないか。
さて、この話を聞いて、日本に当てはめて考えた読者も多いのではないか。
裏金問題で屋台骨が揺らぐ自民党は、まさに「詐欺師」であることがはっきりした。その自民党に代わって政権交代を狙うべき立憲民主党はと言えば、裏金問題では戦う姿勢を見せているものの、予算成立が遅れれば能登半島対策が滞るという批判が怖くて、どこまで予算審議を遅らせるか迷っていた。
結局「臆病者」の立憲ということになってしまう可能性大なのだ。
立憲が「臆病者」という点については、筆者は以前から懸念を有していた。
例えば、台湾有事において、日本は米軍に基地を使わせるべきではないということをはっきり言えない。米軍は、沖縄の基地を使えなければ中国とは戦えないことは米側のシミュレーションでも明らかになっている。従って、日本が基地を使わせないと言えば、自動的に台湾有事は起きない。
そのことを立憲首脳陣の一人に話すと、こんな反応が返ってきた。
「古賀さんの言うことはよくわかります。でも、もしそんなことを言ったら、『台湾を見捨てるのか』とか『沖縄が危ないのに何を考えているのか』などという批判で炎上するのは明らかです。だから、なかなか難しいんですよ」
「正しいと思うことなら、すぐに国民が納得しなくても、なんとか説得しようと試みるのが政治家の責任ではないんですか」と返したが、「そうなんですけどね」と力無く頷くだけだった。
では、日本でも、詐欺師と臆病者と無気力な人々の戦いになったとき、誰が勝つのか。
このままでは、多くの国民は無気力なままで、投票率は下がる可能性すらある。そうなれば、自民党が議席こそ減らすものの、そこそこの議席を取って事実上の勝利ということになるかもしれない。岸田自民の思う壺だ。
政権交代が起きなければ、どうあがいても、本物の政治改革はできない。自民党の利権政治により失われた30年、というより「悪夢の30年」は、さらに長引き、日本の危機は最終段階を迎えるかもしれない。
では野党第一党の立憲はどうすれば良いのか。シャラメイン氏の言になぞらえれば、臆病者の立憲の泉健太代表にカリスマ性がなく人々を動かす力がないのなら、他の人に交代せよということになりそうだ。
現に党内には代表交代を画策する動きがあるとも言われる。確かに、そういう目で見ると、最近、立憲の「ふるーい」顔ぶれがやたらとテレビに露出しているように感じる。(抜粋)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/442ec76e06db20c781e56e8b287162ddd6c55487&preview=auto
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