【親日度調査】「大好き」 「好き」の合計値が最も高いのは同率1位でインドネシアとフィリピン、ベトナムは「大好き」回答率が72%、中国は「嫌い」 「大嫌い」が昨年比2倍、「大嫌い」の回答率が最も高いのは韓国

グローバルマーケティング事業を展開しているアウ●コンサルティング株式会社(東京都千代田区)はこのほど、世界14の国と地域を対象とした親日度や訪日意欲に関する調査「第12回アウ●コンサルティング親日度調査」の結果を公表した。

対象の国と地域は、◇韓国、◇中国、◇台湾、◇香港、◇タイ、◇シンガポール、◇マレーシア、◇インドネシア、◇フィリピン、◇ベトナム、◇インド、◇オーストラリア、◇米国、◇英国。調査期間は2024年5月27日～5月31日。対象者は対象国・地域の20歳以上の男女。

日本について「大好き」「好き」の合計値が最も高いのは同率1位でインドネシアとフィリピン。中でもフィリピンは「大好き」の回答率が77.1％と調査国の中で最も高い結果となった。

フィリピンの好感度が高い理由として、これまで日本がフィリピンのインフラ支援を行ってきたこと、フィリピンの最大貿易国の一つであることなどが挙げられる。

ベトナムでは、「大好き」「好き」の合計値が97.2％で、インドネシアとフィリピン(100％)には及ばなかったが、かなりの親日国であることが分かった。

なお、ベトナムは「大好き」の回答率だけを見ると、72％でインドネシアの7.5%を大きく上回っている。

一方で、「嫌い」「大嫌い」の合計値が最も高いのは中国(47.2%)、「大嫌い」の回答率が最も高いのは韓国(10.1%)となった。

中国は前回2023年の調査から「嫌い」「大嫌い」の合計値が約2倍に増加しており、東京電力福島第一原子力発電所の処理水放出の影響により、日本への好感度が低下したと考えられる。

親日度調査、ベトナムは「大好き」回答率72％　中国は「嫌い」が4割超［統計］

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