- 1 : 2024/03/27 10:52:01 ???
- 「自分は性同一性障害で、見た目は男性だが、心は女性」と説明した上で、複数の女性に対し、性的暴行やわいせつ行為に及んだとされる57歳の被告。大阪地裁堺支部は3月27日、被告に懲役6年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、渡邉和美被告(57)は2021年3月~5月、「自分は性同一性障害で、見た目は男性だが、心は女性だ。女性に対しては性的関心はない」と騙った上で、次のような行為に及んだとして「強制性交等」と「準強制わいせつ」の罪に問われていました。
具体的には、
▽自らが代表を務める相談支援事業所(泉大津市)の相談支援員の女性(30代)に対し、ホテルでマッサージをしていた際に性的暴行を加えた
▽同じく相談支援員の女性(50代)に対し、事務所の床にうつ伏せに寝かせてマッサージをしていた際に、「滑っちゃった」などと言って陰部を触った
▽相談支援事業の利用者の女性(40代)に対し、その女性宅でマッサージをしていた際、「恥骨を探さないと分からない」「バストアップもできる」などと言って陰部や胸部を触ったり、「下着が合っているかを確認する」と称して、臀部を裸にして歩かせたりした。
わいせつの被害にあったと訴える女性(50代)の、裁判での証言によれば、渡邉被告はわいせつ行為に及んだ直後にも、「心は女だから悪い意味はないよ」と発言したといいます。
これまでの裁判で渡邉被告は、準強制わいせつについては、わいせつ行為はしていないと主張。利用者の女性への行為については、「女性が自らズボンを下げた」などの旨の供述を展開しました。
強制性交等については、性行為をしたことは事実だが同意があったと主張。すべての起訴内容を否認し、無罪を主張していました。
また、自らは解離性同一症(いわゆる多重人格障害)と主張し、「主人格では性的対象は異性=女性」である一方、「『心は女性』と言っていたのは、別人格の自分だった可能性がある」などの旨を供述していました。
これに対し検察側は、「『心は女性』『マッサージができる』などと言って、警戒心を薄れさせ、性的接触をしても抵抗しがたい状況を作って犯行を繰り返していて、巧妙で手慣れた手口。再犯可能性は高い」として、懲役7年を求刑していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4892f0606b0d43c4f34e06126f41d251b2e54b8
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