【日韓関係】韓国政治に詳しい静岡県立大の奥薗秀樹教授 「李在明代表が次期大統領になる可能性が濃厚、日本は対日関係改善に踏み出した尹錫悦氏の全否定に警戒すべきだ」

韓国大統領失職、日本は尹錫悦氏の「全否定」に警戒すべきだ　奥薗秀樹・静岡県立大教授

韓国憲法裁は4日、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領を罷免する決定を言い渡し、尹氏は即時失職した。罷免の判断や今後の日韓関係について、韓国政治に詳しい静岡県立大の奥薗秀樹教授に聞いた。

同じく弾劾訴追で罷免された朴槿恵（パク・クネ）元大統領の時と比べ、韓国社会の分断が進んでいる。憲法裁の判断が遅れたことで与党内の尹氏の発言力が増し、影響力が逆に強まっているが、保守陣営は尹氏の支持層だけでは次の大統領選に勝てない。

中道票を取り込める候補者擁立で一致団結できない限り、野党「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）代表が次期大統領になる可能性が濃厚といえる。

前々回の大統領選は朴槿恵氏の「全否定」が大前提で、勝利した文在寅（ムン・ジェイン）前大統領時代に朴氏の功績ともいえる「慰安婦合意」が骨抜きになった。

今回も尹氏の「全否定」を警戒すべきだ。日米韓連携を最重要視して主導し、果敢に対日関係改善に踏み出した尹氏の功績が否定されれば、慰安婦合意以上に影響が大きい。

韓国大統領失職、日本は尹錫悦氏の「全否定」に警戒すべきだ　奥薗秀樹・静岡県立大教授（産経新聞） - Yahoo!ニュース

韓国憲法裁は4日、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領を罷免する決定を言い渡し、尹氏は即時失職した。罷免の判断や今後の日韓関係について、韓国政治に詳しい静岡県立大の奥薗秀樹教授に聞いた。 ◇ 憲法裁

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