【婚活】「実際に会ったら素敵な人」… マッチングアプリより「ゲーム婚」 現代の恋愛状況に迫る

子ども家庭庁が2024年に行った調査では、結婚相手と出会った場所や機会は、マッチングアプリが堂々の１位となっている。

マッチングアプリの利用については、未婚者の7割が「利用したことない」、既婚者の56.8％が「利用したことがある」というデータもある。

そんなマッチングアプリが全盛の時代だからこそか、オンラインゲームをきっかけで結婚をするカップルがいることが明らかになった。

今回、「ゲーム」と「恋愛・結婚」をテーマに意識調査を行ったのは、『白猫プロジェクト』をはじめ、人気オンラインゲームを提供しているコロプラ。

「弊社のゲームユーザーがゲームを通じて出会って結婚したという投稿をXで見かける機会があり、そうしたエピソードを知る中で、ゲームというのは遊びの枠を超えて、新しい人間関係を生む可能性があると感じ、それをデータとして確かめてみたいと思ったのが今回の調査の出発点」（株式会社コロプラ広報マネージャー 猪野理絵氏、以下同）

その調査では、昨今の事情からすると意外な結果が表れた。

PCゲームプレイヤーは、男女ともに、「マッチングアプリ」や「結婚相談所・見合い」で出会う人よりも、「ゲーム内で出会った人」を恋愛対象として意識するとわかったのである。

この結果を、調査担当者はこう分析する。

「バトルゲームやマルチ対戦型のほうがやりやすいので、そういった傾向が出ているのかなと思ったのと、相手の人柄や価値観みたいなところを自然に知りやすいのではないかなと思っている。あと、長時間プレイするということもPCゲームの特性としてあるので、その中で協力する姿勢やリーダーシップ、コミュニケーション力が、現実の世界でも大事な部分が見えやすいのが特徴」

実際に、ゲームをきっかけに出会い、結婚に至る“ゲーム婚”をした夫婦は何組もいるようだ。

「全く会っていないオンラインの状態から協力バトルなどを経て、X上などでコミュニケーションを取るようになり、リアルイベントなどで仲を深め、そこから交際、結婚に至って、今は子どもも含めて、家族ぐるみでゲームを楽しんでいる。割とすごく良好な関係を今も一緒に築けているというのは共通である」

実際にゲームを通じて交際や結婚に発展した人からは「ゲームをしているときは苦手だった相手が実際に会ってみると、とても素敵な人で、結果、ゲームで知り合ってお付き合い、同棲するまでになった」「ゲーム内では友人としか思っていなかったが、通話した際に声が好きだなと意識がやや変わった」「ゲームで交際したが、現実とは違うものだった」などの声があった。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/cee4f142460dab8c1654b0eda1c6c49690a1340f