【共産党、極右・排外主義との対決宣言】「参院選の敗因の一つは参政党の台頭、一過性のものと軽視できない、本腰を入れて戦う」

共産党は3日、党本部で第6回中央委員会総会（6中総）を開き、参院選を総括した。田村智子委員長は改選前7議席から3議席に減った結果を「大変に厳しく重大な結果であり、党中央として責任を痛感している」と述べた。

次期衆院選では、昨年10月衆院選の比例代表で獲得した現有7議席の「絶対確保」などの目標を掲げた。4日に決議案を採択する。

田村氏は参院選の敗因の一つとして、党が「極右・排外主義」と位置付ける参政党の台頭を指摘した。

具体的には、参政の登場で、選挙争点に「外国人問題」が急浮上し、多くのメディアが極右・排外主義の勢力を「新興政党と美化」したと訴えた。
その結果、共産が掲げた消費税減税や賃上げといった「真の争点」が覆い隠され、「わが党の前進を妨げる大きな圧力となって作用した」と分析した。

極右・排外主義との対決も宣言した。

田村氏は極右・排外主義の台頭は「世界的逆流」として起こっていると主張し、日本については「一過性のものと軽視できない。本腰を入れて戦う」と強調した。

ただ、その戦い方を巡っては、一部の党員や党支持者による過激な手法が問題視されている。

田村氏は参政に対する抗議運動について「市民的モラルを守り、広い人々に共感される方向で発展するよう積極的役割を果たす」と述べるにとどめた。

課題として「党の高齢化の問題」を改めて挙げ、「党勢の後退と選挙での後退の悪循環から抜け出すに至っていない」と強調した。

その打開に向けて、今月から12月末までに党員を5千人、党財政を支える機関紙「しんぶん赤旗」の日刊紙購読者を1万人、それぞれ増やすなどの目標を掲げた。

共産党6中総会、参院選の議席減「責任痛感」　敗因の「極右・排外主義」との戦闘を宣言

共産党は3日、党本部で第6回中央委員会総会（6中総）を開き、参院選を総括した。田村智子委員長は改選前7議席から3議席に減った結果を「大変に厳しく重大な結果であ…

www.sankei.com

「党勢と選挙、悪循環脱せず」　共産、議席減の参院選総括案
https://www.asahi.com/articles/DA3S16294859.html#:~:text=%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A

共産・田村委員長「責任を痛感」　議席減の参院選総括案
https://mainichi.jp/articles/20250903/k00/00m/010/304000c

共産党「議席減の責任痛感」　参院選総括案、危機感表明
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA039EM0T00C25A9000000/#:~:text=%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A

参院選で争点となった外国人政策に関し「極右・排外主義の台頭は一過性のものと軽視することはできない」と指摘し、差別に反対する市民運動を発展させるため、積極的な役割を果たすとした。

共産党は各地で殺人事件や騒擾（騒乱）事件などを引き起こしました。
その後、共産党は武装闘争を唯一とする戦術を自己批判しましたが、革命の形態が平和的になるか非平和的になるかは敵の出方によるとする「いわゆる敵の出方論」を採用し、暴力革命の可能性を否定することなく、現在に至っています。