「就職氷河期世代は不幸、と煽られすぎです」もう氷河期支援はいらないと、雇用のプロが言い切る理由

1 : 2025/09/11 09:55:02 f3AoJ
大不況の1993~2004年に卒業した「就職氷河期世代」。現在40~50代で、1700万人以上いるとされる。「ものすごく損をした悲惨な世代」というイメージが定着し、7月の参院選でも各党が氷河期世代支援策を打ち出していた。

だが、このほど『「就職氷河期世代論」のウソ』を上梓した、雇用ジャーナリストの海老原嗣生氏は、そのイメージに異議を唱える。

「確かに、氷河期の就職が非常に大変だったことは、私も当時取材していてよく知っています。でも、巷で言われるような『大半の人が就職できず、その後も非正規を転々』『低収入で年金も少なく、老後は生活保護しかない』といった氷河期世代像は、現実と全然違います」(海老原氏)

同書では、丹念にデータを追い、氷河期世代の意外な実像を明らかにしている。

・大企業に就職した大卒は、バブル前より氷河期のほうが多い。
・氷河期大卒の無業・フリーターは、大半が35歳頃までに正社員就職している。
・低年金者(月額10万円未満)は、バブル世代より氷河期世代のほうが少ない。

以上はほんの一部だ。

「就職氷河期世代は不幸、と煽られすぎです」もう氷河期支援はいらないと、雇用のプロが言い切る理由(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
大不況の1993~2004年に卒業した「就職氷河期世代」。現在40~50代で、1700万人以上いるとされる。「ものすごく損をした悲惨な世代」というイメージが定着し、7月の参院選でも各党が氷河期世代支
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2 : 2025/09/11 09:55:41 f3AoJ
『「就職氷河期世代論」のウソ』刊行にあわせて、著者・海老原氏と有識者3人の鼎談が京都で行われた。その一部をお届けする。
登壇者:
江夏幾多郎氏(神戸大学経済経営研究所 准教授)
山口理一氏(関西学院大学キャリアセンター)
田中美惠氏(神戸大学キャリアセンター)
3 : 2025/09/11 09:56:03 f3AoJ
海老原:政府は、氷河期世代の支援に膨大な予算を使ってるんですよ。2003年から当初10年で5000億円以上、最近だと2020~2023年で計600億円。
でも、もう「世代」で括る支援は必要ない。どの世代にもいる、本当に困っている人――心身を病んで就職できない人とか、生活困窮者、女性や非大卒、こういう人たちに税金を使わなきゃいけない。なのに「氷河期」と言い続けるから僕は怒っているんです。

例えば立憲民主党の吉川沙織議員ね、氷河期のことばっかり話してる人なんです。で、「就職氷河期世代で、偶然に運良く、職に就けて働けている人は……」って、今年3月に発言してるんですよ(参院予算委員会で)。これどう思います?

山口:逆かな、と私は思います。「偶然、運悪く職に就けなかった人」がどれだけいるか、を見たほうがいいかと思います。

海老原:ですよね。じゃあ運悪く新卒で職に就けなかった人はどのぐらいいるか。氷河期が苦しかったのは確かなんですよ。2000年卒と2003年卒は異常なほど厳しくて、大卒の新卒無業・フリーターが14万人以上。とはいえ、この最悪期でも正社員就職した大卒は年30万人以上いるんです。

山口:氷河期の頃に、私は、いわゆるD・Fランクとされる大学で就職支援をした経験があります。有効求人倍率が1を切って本当に最悪の時期でしたけど、それでも多くの学生は正社員で就職できていたんですよね。大手企業には行けないけれど、まったく就職できなかったというのには違和感を覚えます。

4 : 2025/09/11 09:56:19 f3AoJ
海老原:氷河期でも、よく言われるように「大手の採用が全然なかった」なんてことはないですよね。今回の本に載せていますが、最悪期の2000年に大企業が大卒を何人採用したか、『就職四季報』で片っ端から調べたんです。そうしたら、名だたる大企業が数百人単位で採用していて驚きました。業界によって例年の4割減~例年並み、とバラつきはありますけど。

山口:超大手企業は、いつだって就職は難しいんです。求人倍率0.4~0.6倍ぐらいの幅で、景気に関係なく厳しい。ですので、景気が悪い時は学生に対して「今でもちゃんと採用はあるから」と言いますし、逆に、景気が良くて就活を舐めてかかる学生が多い時期には「いつでも厳選採用は変わらないよ」と話すようにしています。

海老原:結局、氷河期でも、上位大学は就職先を1~2ランク落としたぐらいの話なんですよ。Sランク大学で、例年ならメガバンクだったのが、氷河期は地銀とか。そうやってランク下げのドミノが起きた結果、D~Fランク大学にしわ寄せがいって、大量の無業・フリーターが出た――というのが僕の実感です。

5 : 2025/09/11 09:56:34 f3AoJ
江夏:ただ、その“しわ寄せがいった”大学の学生も、なかなか中小企業には来てくれないんですよね。氷河期も含めて、大卒は常に求職数より求人数のほうが多くて、中小企業はいつも人手不足を感じている。企業と学生をもっとうまくマッチングして、キャリア初期の無業や非正規の状態を短くする余地はあったと思います。

海老原:そうなんです。氷河期で就職できなかった人も、その後、正社員になった人が多い。2000年卒の大卒男女で計算したら、無業・フリーターのうち、約75%が30代前半までに正社員就職してるんです。40歳だと85%になります。それも、男性だとその割合は9割を超えるほどで、もう他世代と何ら変わりありません。

「氷河期世代は、非正規を転々として熟年フリーターが大量にいる」というイメージが煽られすぎですよ。なぜ、運動家の方たちはこのイメージばかり言うんですかね?

江夏:私に運動家の方たちの思惑はわかりませんが。日本の雇用市場は実はけっこう流動的で、昔から転職も多い。学卒の段階でのキャリアが、その後もずっと引きずられるわけではないです。現職への不満を理由にした、年収が下がる転職がそれなりに多いのが、辞める側と辞められる側双方にとっての課題ですが。

6 : 2025/09/11 09:56:58 f3AoJ
海老原:なのに「新卒でダメなら、ずっとダメ」だと誤解されている。

ほぼ氷河期世代にあたる1971~75年生まれの男女(全学歴)で、40~44歳時点で非正規就労の人って220万人いるんです。「220万人も!やっぱり氷河期世代は悲惨」と早合点されますが、その内訳はどうか?

非正規220万人のほとんどは女性なんです。183万人は女性で、うち142万人は“パート主婦”(有配偶女性)。「主婦だから問題ない」わけでは全然なくて、そこは本に詳しく書きました。一方、大卒男性はたったの8万人、3.6%ですよ。多くがもう正社員になっているから。で、非大卒の男性は29万人です。

大半が女性ということについて、田中さん、いかがですか?

田中:女性の働き方の価値観も多様なので、「悲劇的な氷河期世代だから」と一括りにされるのは違うと思います。女性の就労継続について調査をしたことがあるんですが、非正規であることを悲観的に捉えてない方が多かったんです。正社員で縛られて働くよりも、自分で働き方を選んでいると。

その背景には、「結婚して育児をして家庭を守るのが、一番素敵な生き方」みたいな、ずっと刷り込まれてきた価値観があるわけですけれど。

海老原:氷河期世代だと、まだ、“男のために尽くせ”と刷り込まれてきた世代だから、かわいそうですよね。

7 : 2025/09/11 09:57:11 f3AoJ
田中:ええ。女性が自発的に非正規をやっているからバラ色、というわけではなくて、環境に適応した結果だと思うんです。なんだかんだ男性が優位に扱われたり、偏見がある上司にインフォーマルな肩叩きをされたり……。

海老原:そこは、本当に深い闇があると思う。なぜ女性だけが、家事と子育てのために、パートを選ばざるを得ないのか?
非正規問題は、女性と、非大卒の男性がポイントなんです。それなのに、政府の支援策は、「大学を出たのに非正規の男性」を重視して税金をつぎ込む。そこに僕はずっと腹が立っているんです(以下、後編につづく)。

8 : 2025/09/11 09:58:58 f3AoJ
重要なので繰り返します

・大企業に就職した大卒は、バブル前より氷河期のほうが多い。
・氷河期大卒の無業・フリーターは、大半が35歳頃までに正社員就職している。
・低年金者(月額10万円未満)は、バブル世代より氷河期世代のほうが少ない。

9 : 2025/09/11 10:00:15 f3AoJ
客観的なデータに基づかず雰囲気だけで政策が決まる
氷河期世代支援はその典型
10 : 2025/09/11 10:04:25 QG3IO
40代以上とかいらないからだろwwwwwwwwwwwww
11 : 2025/09/11 12:11:11 I7G8y
俺にはずっと不景気が続いていて、
今が不景気最高値だと思うけどね
12 : 2025/09/11 12:16:46 Oq078
景気の良い時代があったのか
13 : 2025/09/11 12:16:56 hE9io
そのうち「氷河期世代特権」と言い出すだろうな
14 : 2025/09/11 12:17:45 YxqHE
・大企業に就職した大卒は、バブル前より氷河期のほうが多い。
・氷河期大卒の無業・フリーターは、大半が35歳頃までに正社員就職している。
・低年金者(月額10万円未満)は、バブル世代より氷河期世代のほうが少ない。
これ本当?氷河期モメンおしえろよ
17 : 2025/09/11 12:28:36 RMzxi
>>14
たぶん基準を都合よく設定した統計操作だろ
こいつの主張どおりなら第三次ベビーブーム消滅という事態にはならなかったと思う
15 : 2025/09/11 12:20:00 qZ9tl
でも子育て支援とか賃上げとか
氷河期世代だけ狙い撃ちで外してるよね
16 : 2025/09/11 12:23:11 uS3pB
kinakoは底辺煽りスレが好物
18 : 2025/09/11 12:35:28 hE9io
>2000年卒と2003年卒は異常なほど厳しくて、大卒の新卒無業・フリーターが14万人以上。とはいえ、この最悪期でも正社員就職した大卒は年30万人以上いるんです。

どこが「とはいえ」だよ
大卒が1/3も就職できないなんて異常すぎるだろ

19 : 2025/09/11 12:38:05 f3AoJ
ちなみに本論の趣旨は

「氷河期世代支援など『現実とかけ離れた政策に財政出動している』せいで、本当に生活に困窮している人たち(心身障がい者や女性など)への支援が不十分になっている」

です
ここをお忘れなきように

20 : 2025/09/11 12:39:48 RMzxi
海老原 嗣生(えびはら つぐお、1964年11月29日 – )は、経営コンサルタント、編集者。株式会社ニッチモ代表取締役。株式会社リクルートエージェントソーシャルエグゼクティブ、株式会社リクルートワークス研究所特別編集委員。大正大学表現学部特命教授。

まあこのプロフィールからして、少なくとも氷河期の味方ではないのは確実だろ。
甘い汁を吸いまくった世代のくせに偉そうな野郎だ

21 : 2025/09/11 12:46:57 DE3hW
支援がいらないっていうか、人材派遣業者がいらないんだよ
人材派遣を法律で禁止しろ
22 : 2025/09/11 12:47:22 DE3hW
>株式会社リクルートエージェントソーシャルエグゼクティブ、株式会社リクルートワークス研究所特別編集委員。

ああ、無理かwww

23 : 2025/09/11 12:48:00 DE3hW
人材派遣と履歴書を廃止すればいいだけだよ
これで氷河期世代に限らずすべての世代が救われるよ
24 : 2025/09/11 12:48:32 f3AoJ
・氷河期世代は現在41~55歳だが、同世代における非正規・無職者の割合は他世代と変わらない
・氷河期世代で現在非正規・無職の人は、他の年代に生まれたとしても非正規・無職になったと考えられる
・従って、氷河期世代の非正規・無職者だけを特別に支援する理由は特に見当たらず、これを理由に税金を投入して支援するのは著しく公正さを欠く
25 : 2025/09/11 12:51:56 f3AoJ
「就職氷河期支援はまさに特権である」
「氷河期特権をぶっ潰せ」

これを声高に叫びたい

26 : 2025/09/11 12:58:48 ne2WF
ジャパン・アズ・ナンバーワンを作り上げた団塊世代は後期高齢者に突入でお世話が必要
新自由主義の犠牲で役立たずを量産してしまった団塊ジュニア世代は徹底的に切り捨て
社会の中心を担うボリューム層は若くて元気な外国人を入れる
これが日本経済界の指針だよ
27 : 2025/09/11 15:11:08 q9tqx
うーん…

【海老原嗣生(えびはら・つぐお)】
雇用ジャーナリスト。サッチモ代表社員。大正大学表現学部客員教授。1964年東京生まれ。 大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートエージェント)入社。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌「Works」編集長を務め、2008年にHRコンサルティング会社サッチモを立ち上げる。漫画 『エンゼルバンク――ドラゴン桜外伝』の主人公、海老沢康生のモデルでもある。人材・経営誌「HRmics」編集長、リクルートキャリアフェロー(特別研究員)。著書は30冊以上、近著『静かな退職という働き方』が話題沸騰中

28 : 2025/09/11 15:24:57 IUklP
何か支援されたか?
29 : 2025/09/11 17:34:51 AJ02I
支援された覚えないんだが?
と思ったら悪の権化リクルートかよ
30 : 2025/09/11 17:39:42 AJ02I
氷河期予算が多いというのと
ちゃと支援されたは全く別だろ

子供家庭庁ができて数千億円予算がついたけど
10年たたずにで100万人から68万人まで出生数が減った

31 : 2025/09/11 18:00:59 3uJPI
ナマポにたかるだけよw

コメント

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