「中国自動車企業400社倒産の衝撃」経済誌編集長が指摘…習近平肝煎り「産業政策」「経済安全保障」の成れの果て「EV車が鉄くずに」

1 : 2026/01/04 17:08:19 2TJcZ
日中関係が冷え込んでいる。高市早苗総理の「存立危機事態」発言を発端に、中国は訪日渡航の自粛を国民に求めるといった“制裁”を発動している。しかし、この強硬な態度の裏には中国の深刻な経済不振もある。その不都合な事実を覆い隠すため、習近平が高市を外敵として利用した、という見方もある。経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏が解説する――。

 広大な中国の各地に広がる「EVの墓場」。 雑草に覆われ、土埃にまみれた何万台もの電気自動車の映像は、見る者に強烈な不安を抱かせる。だが、フィナンシャルプランナーとして顧客に向き合う私たちは、映像の向こう側にある、もう一つの「死」に目を凝らさねばならない。 それは、形ある車の死ではなく、それを生み出した企業の死である。 過去5年間で、中国では400社もの自動車関連企業が消滅した。

 400社である。

 一つの産業分野で、これほど短期間に、これほど大量のプレイヤーが市場から退場する例は稀だ。それはまさに、過当競争と補助金頼みの歪んだ構造が招いた、必然の淘汰と言えるだろう。 この現象について、鋭い分析を加えた報道がある。

「私はむしろ違ったストーリーを追ってきた。それは、急上昇する売上のグラフではなく、企業の死亡記事によって測られるストーリーだ。5年間で400社以上の中国の自動車会社が消滅した。生き残った企業は?シリコンバレーの最も浪費的なユニコーン企業でさえ赤面するようなペースで現金を流出させている」(7THIN.GS「Follow the Corpses: China’s EV Revolution Devours Its Own Children」2025年7月1日)

 生き残った企業ですら、利益を出せずに現金を垂れ流している。

 誰も乗らない車を作り、原野に放置し、その結果として企業自体も死んでいく。 中国による「2025年、1兆ドルの貿易黒字」は、こうした企業の死屍累々の上に積み上げられており、極めて不安定だ。

 なぜ、このような資源の浪費が起きるのか。 理由はシンプルだ。

 商売の素人である「役人」が、偉そうに指図をしたからだ。 「産業政策」「経済安全保障」といえば聞こえはいい。だが、その実態は、ビジネスをしたこともない官僚が、机上の空論で「この産業を伸ばそう」「ここに金を入れよう」と決めつける行為に他ならない。

2 : 2026/01/04 17:08:47 2TJcZ
汗水垂らして働いた国民の税金が、役人の思いつきで特定の企業にばら撒かれる。
すると、企業はどうなるか。「良い製品を作って客に喜ばれよう」とは考えなくなる。「役人の機嫌をとって、補助金をもらおう」と考えるようになる。 需要など関係ない。客がいなくても、作れば補助金が出るのだから、作り続ける。 その成れの果てが、墓場に並ぶ鉄の塊だ。中国のEVの墓場は、市場を無視した「計画」がいかに愚かであるかを証明する、巨大なモニュメントである。 中国政府は10年前、「メイド・イン・チャイナ2025」という壮大な計画をぶち上げた。国を挙げて製造業を強化し、世界のトップに立つという野心的なプロジェクトだ。 その結果について、米国議会の諮問機関が詳細な評価レポートを出している。一部の分野では目標を達成したとされているが、その「目標達成の理由」こそが、中国経済の病巣を示している。

「中国が目標の大部分を達成した技術は、一貫した長期的な政府支援、垂直統合されたサプライチェーン、および規模の経済の恩恵を受けたものである。これらには、電気自動車(EV)、電気機器、バイオ医薬品および高性能医療機器、船舶、宇宙機器が含まれる。(中略)中国の製造能力は、技術的な進歩が工場の現場での『プロセス・イノベーション』によって推進される分野、または中国の政策が最終製品メーカー、部品サプライヤー、および研究開発能力の重複するクラスターの大規模なセクターを開発するのに役立った分野で特に顕著である」(米中経済安全保障調査委員会「Made in China 2025: Evaluating China’s Performance」2025年11月14日)

 報告書は「政府支援」と「規模の経済」が目標達成の要因だと分析している。 だが、騙されてはいけない。これは成功ではなく、「ドーピング」だ。 政府が特定産業を優遇し、コストを無視してサプライチェーンを囲い込む。そうやって作られた「競争力」は、筋肉ではない。単なる贅肉だ。 「プロセス・イノベーション」という言葉も、要するに「補助金を使って馬鹿でかい工場を建て、力技でコストを下げた」ということに過ぎない。

 そこには、iPhoneのような革命的な価値の創造もなければ、人々の生活を一変させるような新しいサービスの発見もない。

3 : 2026/01/04 17:09:21 2TJcZ
あるのは、安く大量にモノを吐き出す巨大な工場と、それがもたらす世界的な供給過剰だけだ。 そして今、世界中で流行し、日本でも持て囃されている「経済安全保障」という考え方が、この歪みをさらに悪化させている。

 「重要な物資は自国で作らなければならない」「サプライチェーンを他国に握られてはいけない」。 一見、もっともらしいスローガンだ。不安を煽られれば、誰もがそう思うかもしれない。

 しかし、中国の失敗を見れば、それがどれほど非効率で、国を貧しくする考え方か分かるはずだ。 中国は、半導体から食料まで、あらゆるものを自国で賄おうとした。その結果が、採算度外視の投資と、大量の不良債権、そしてイノベーションの停滞だ。

「何でも自前でやる」というのは、個人の生活で言えば、自分の家で米を作り、服を織り、家を建てるようなものだ。そんなことをすれば、貧しい生活しか待っていない。 餅は餅屋、パンはパン屋に任せる。得意な仕事で稼いだ金で、必要なものを買う。これが一番豊かになれる方法だ。国家も同じである。

 農業分野でも起きているが、「安全保障」という言葉を使えば、どんな無駄遣いも許されると思ったら大間違いだ。 市場とは、世界中の無数の人々が、それぞれの欲望と能力に基づいて自由に取引を行う場だ。 そこでは、「何を作り、何を輸入するか」は、価格メカニズムを通じて自然に最適化される。誰か一人の天才や、賢い官僚が決めることではないし、決めることなど不可能なのだ。 「国が主導して半導体工場を作る」「補助金を出してサプライチェーンを守る」。 日本でも最近よく聞く話だが、これは中国と同じ「自滅への道」を歩んでいるに過ぎない。

産業政策は、一度始まると止まらない。 失敗しても、役人は絶対に過ちを認めない。「支援が足りなかったからだ」と言い訳をして、さらに税金を投入する。死にかけているゾンビ企業を無理やり延命し、健全な新陳代謝を阻害する。結果として、国全体の生産性が低下し、経済は活力を失っていく。
中央経済工作会議の報道を見ても、中国指導部は相変わらず「供給側の最適化」だの「質の高い発展」だのと、上からの号令で経済を動かそうとしている。

4 : 2026/01/04 17:09:47 2TJcZ
「消費者が何を欲しがっているか」ではなく、「国家のために何を生産させるか」という発想から一歩も抜け出せていない。 この思考停止こそが、中国経済最大の弱点だ。
日本の投資家が、ここから学ぶべき教訓は大きい。 「国策に売りなし」という格言があるが、それは今の時代、「国策に未来なし」と読み替えるべきだ。 政府が金をばら撒く分野は、短期的には株価が上がるかもしれない。しかし、そこは競争がなく、工夫がなく、腐敗がはびこる「死の領域」だ。 長期的に資産を増やしたければ、政府の補助金に群がる企業ではなく、荒波の中で顧客と向き合い、自力で生き残っている企業を選ばなければならない。 真の強さは、温室の中からは生まれない。 リスクを取って挑戦する起業家、シビアな目で商品を選ぶ消費者、そして効率を追求して国境を越える投資家。彼らの自由な活動だけが、持続可能な成長を生み出すのだ。 中国から逃げ出し、ベトナムやメキシコへ工場を移しているグローバル企業たちは、この理屈を肌で知っている。

 彼らは「国家の命令」ではなく、「商売の合理性」に従って動いている。だからこそ、彼らの判断は信頼に足る。 1兆ドルの貿易黒字や、400社の倒産といった派手なニュースの背後にあるもの。 それは、産業政策という「毒」に体を蝕まれ、身動きが取れなくなった巨人の姿だ。 私たちは、一時の数字や勇ましいスローガンに惑わされることなく、その国の経済が「商売の原理」に基づいているか、それとも「役人のメンツ」に基づいているかを、冷徹に見極める必要がある。 官僚がしゃしゃり出る国に、繁栄なし。 荒野に放置された電気自動車の群れは、沈黙の中でそう語りかけている。

「中国自動車企業400社倒産の衝撃」経済誌編集長が指摘…習近平肝煎り「産業政策」「経済安全保障」の成れの果て「EV車が鉄くずに」 - みんかぶ(マガジン)
 日中関係が冷え込んでいる。高市早苗総理の「存立危機事態」発言を発端に、中国は訪日渡航の自粛を国民に求めるといった“制裁”を発動している。しかし、この強硬な態度の裏には中国の深刻な経済不振もある。
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5 : 2026/01/04 17:11:40 YNQlR
成長している中国
衰退し続ける日本

いくら言い訳して自己肯定して相手を下げても
現実は避けられない

6 : 2026/01/04 17:16:39 pXdTM
いっぱい書いたなあ
まあ書いた分金になるしな
10 : 2026/01/04 17:30:02 4xTb9
>>6
あー、やっぱり?
5年で四百社で売れ数伸びてるなら全体に占めるEVバクアゲでしょ?
7 : 2026/01/04 17:18:26 earLk
「国策に未来なし」
8 : 2026/01/04 17:19:02 OmRPv
「存立危機事態」発言が問題であることを覆い隠したい努力は認めますよw
9 : 2026/01/04 17:22:23 Px9WD
競争に負けたら、勝負してたものを貶し始めるのがジャーの悪い癖だ
酸っぱい葡萄
11 : 2026/01/04 17:37:37 pXdTM
稲川淳二がデザイン事務所の社長やってた時
従業員達が中国のグニャグニャラクガキデザインを笑っている
稲川淳二「こんなのすぐ追いつかれちゃうよーどうにかしないと!」

でもどうにかする方法は全く言ってない。せいぜい著作権と特許取るぐらい?
それじゃ取り立てる武力が無いから意味ねーけどね

12 : 2026/01/04 17:56:56 yqhER
中華EVは事実上BYD一社なのにアホ記事
13 : 2026/01/04 17:57:04 sJ1K7
クソメディア代表格の『みんかぶ』引用すんなや
14 : 2026/01/04 18:23:33 SN94e
これに限らず補助金ビジネスなんて絶対にうまくいかない
日本も税金をアニメ産業に投入しようとしてるが止めた方がいい
15 : 2026/01/04 18:44:48 yqhER
>>14
いや幾らでも上手く行くやろ
エアバスも補助金の塊で最初期のA300なんか全然売れなくて破格の好条件融資でなんとか買ってもらってたが
実績が評価されて軌道に乗って今じゃボーイングを超えてる
良いもの作ればビジネスになっていく
何もかもインチキまみれのジャップはアカンけどな
16 : 2026/01/04 18:50:54 y8Dt8
日本の軽自動車も昔からダイハツスズキホンダだけだったわけじゃなくて軽自動車規格と優遇税制が発表された時に
これは一攫千金のチャンスだと何百社も林立したんだよ、結果淘汰されて今のメーカーが残ってるだけ
中国のEVビジネスも一緒だね、昔日本が通った道
17 : 2026/01/04 19:38:00 yTEyH
日本のオートバイの歴史―二輪車メーカー興亡の記録

日本のバイクメーカーの最盛期は、1970年代から1980年代にかけての「バイクブーム」の時期で、国内に120社以上のメーカーがひしめき合い、生産台数も世界一を記録するなど、技術競争と市場拡大が最も激しかった時代です。

この「戦国時代」を勝ち抜いたのが、現在のホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ(BIG4)であり、この時期の技術革新と世界市場での成功が、日本のバイク産業の礎を築きました。

19 : 2026/01/04 20:42:18 DUoST
日本の規模でいう関連40社だからな
いろいろ見誤ってそう
20 : 2026/01/04 21:01:13 yTEyH
人口は日本の12倍と考えると
たいしたことない
会社の数も中国は6000万社で日本は400万社だから

中国で400社潰れたと言っても
日本でせいぜい30社潰れたとかそれくらいの影響しかない

23 : 2026/01/04 21:58:00 OcEAW
HY戦争感ある
24 : 2026/01/04 22:00:51 22yOI
400社も自動車メーカーが淘汰されずに残るわけねえだろ これだからバカウヨは
26 : 2026/01/04 22:12:43 Wsdhc
で負けてるのは日本っていう。中国はゾンビ企業をちゃんと潰すからな。日本は無理。
27 : 2026/01/04 22:29:32 EzGYF
中国では結構前から売れないEVが野積みになっていたから知ってた
28 : 2026/01/04 22:32:10 22yOI
中国の自動車市場が絶好調な時点で何の意味もない

単に技術力や体力ないところが淘汰、合併されてるだけ。
日本も昔は自動車メーカーが数十社もあった。

みんな淘汰されたけど自動車産業が衰退したわけじゃない。

29 : 2026/01/04 22:34:36 SN94e
衰退して世界で戦えるのなんてトヨタしか残ってないが
31 : 2026/01/04 22:36:19 22yOI
>>29
日産やホンダはアカンって薄々気がついてるんだw
33 : 2026/01/04 22:39:28 SN94e
>>31
中国もBYDだけやろ生き残るの
32 : 2026/01/04 22:38:04 Px9WD
わーくにの自動車産業は虫の息ですが

コメント

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